七・五・三

11月15日は「七五三」

日本独特の通過儀礼で代表的なのが「七五三」です。

三歳は、「髪置(かみおき)の儀」。古来、数え三歳まで髪を短くしているとその後美しい髪に恵まれると信じられていました。三歳になって髪を伸ばし始めることを祝うのが三つのお祝いです。

五歳は、「袴着(はかまぎ)の儀」。数え五歳から袴の着用が許されます。このことを祝うのが五つのお祝いです。

七歳は、「紐解(ひもとき)の儀」。それまで紐のついた子供のきものを着ていたのを、紐を取り大人と同じ形のきものを着ることを祝うのが、七つのお祝いです。

徳川将軍家の「袴着の儀」がおこなわれた日から11月15日が子供の成長を祝い、氏神様・産土神様に報告をおこなう日になったそうな。

15日という日にちは、旧暦(太陰太陽暦)時代の話で15日は毎月ほぼ満月。

月が満ちる満月の日に大切な年齢儀礼を行い、旧暦の11月は、

「11月は冬至を含む月」と定められ、11月が一番最初に決まり、

そこから新月を境にして次の月が決まっていくわけです。

冬至を含む旧暦11月は毎年必ず「子の月」

十二支の最初の月が11月なので、子の月にやってくる満月の日が

旧暦11月15日ということで特別な日に。

この特別な日に我が子の年齢儀礼、通過儀礼を執りおこなってきた日本人。

このことから、子供の成長を心から喜び、深い感謝の気持ちを持ってきたことが分かります。

この時期は街で七五三のお着物を身に着けて歩く微笑ましい親子の姿を見かけます。

健やかに成長しますように!

立冬

2018年11月7日は二十四節気の一つ『立冬(りっとう)』です。
立冬は暦の上で冬が始まる日です。

朝晩は気温が低く、着るもので調節が必要な季節ですね。

この頃は各地でも紅葉が進み、

北日本では初雪の便りが聞かれるようになってきます。

また、日暮れが早く感じられるようになり、

東京では日の入りが1か月で30分近く早まり、16時40分頃です。

気温が下がるのも早くなり、帰宅時間には寒さを感じるようになります。

暖かいお鍋などが、恋しくなりますね。

お風邪など召しませぬよう。

十六夜🌑いざよい

十六夜とは、新月から数えて16日目の夜をさします。

「いざよい」というのは躊躇うという意味の動詞で

「いざよう」から名詞になったようです。

月が出る時間が毎日50分ほど遅くなることから

15夜よりためらってでるから、、、

秋の月をお楽しみください。

気持ちの良い秋晴れ!

秋は空がとても綺麗ですね!

冷え込みを感じる季節でもありますが、空が晴れ渡ると気持ちまで良い気分になります。

秋の気持ち良い晴天を「秋晴れ」と言ったり、秋日和(あきびより)とも。

よく「秋の空は高い」と言いますが

秋は、乾燥した大陸からの移動性高気圧に覆われる為

雲のできる位置が秋は全体的に高めなのだそう。

それで空が高く見えるらしいです。

移動性高気圧に覆われると、放射冷却によって、

逆に朝晩は強い冷え込みになります。

そしてそのあと低気圧や前線がやってきて、秋晴れは長続きしないと言われています。

貴重な晴れ間だからこそ、いっそう気持ちよく感じられるのかもしれませんね。

 

紅葉前線🍁

北海道の大雪山など早いところでは8月下旬から紅葉が色ずき始め

青森の蔦沼、東北3県にまたがる栗駒山などは9月中旬から10月中旬に紅葉シーズンを迎えます。

関東の北の栃木県日光などでは10月中旬から11月中旬

そうして紅葉前線はどんどん降りて

京都醍醐寺では11月中旬から12月上旬

日本のあちらこちらで美しい紅葉がみられます。

紅葉が美しい絶景スポットへ是非お出かけしてみてはいかがでしょうか?

豊洲市場

10月11日、2年間の「延長期間」を経て、

東京都の中央卸売市場・豊洲市場がついに開場した。

開場を待ちわびた卸・仲卸業者や買い出し客が未明から真新しい施設に集まり

早朝から威勢の良い声が飛び交ったようだ。

「世界の豊洲に」!との期待がある中、問題点もあるだろうが

築地を支えた目利きたちが豊洲に舞台を移し、更なる発展に期待したい!

中秋の名月🌑のパワー

綺麗な真ん丸な月をずっと見ていると引き込まれますね。

科学の発展とともに、人々は目に見えるものこそ真実と思うようになりましたが

人は時に科学では説明できないパワーなどを感じたりするのも事実です。

昔から人々は、月のパワーを信じ、神と崇め、月の満ち欠けと共に暮らしてきました。

「十五夜」とは、人々が月に祈りをささげる行事の一つでもあり

旧暦の15日の夜のこと。新月から満月になるまでおよそ15日かかることから

毎月十五夜はあるのですが、

もう一つ十五夜には「旧暦8月15日の夜」という意味もあるので

十五夜といえば「中秋の名月」のことと考えて良いのです。

また、「中秋の名月」とは”秋の真ん中に出る満月“の意味です。

暦と、太陽の動きを基準にしている新暦では1ヵ月程度のズレが生じるため、

現代では、9月7日から10月8日の間に訪れる満月(または満月に近い)の夜の日が、

  • 十五夜
  • 中秋の名月

となります。パワーを充電できましたか?

菊 重陽の節句

日の暮れる時間が早くなり、秋が深まる季節になりました。

9月9日は重陽の節句!旧暦では菊が咲く季節であることから

菊の節句とも呼ばれています。

陰陽思想では奇数は陽の数で一番大きい九が重なることから

重陽と呼ばれ大変めでたい日とされたようです。

邪気を払い長寿を願って、菊の花を飾ったり

菊の花びらを浮かべたお酒を飲み交わして祝う習慣がありました。

残念ながら現代に引き継がれなくなったのは旧暦から新暦にこよみが移り

まだ菊が咲く時期ではないことが大きいのかもしれません。

しかし、清酒においては菊のつくお酒が多く重陽の節句が生きている気がします。

菊水や白菊や菊正宗などなど菊のつく数多くのお酒がありますよね。

たまには日本酒で・・・・秋の味覚と共にお過ごしください。

 

 

 

秋の訪れ

「空や気候」から感じる秋の気配🍂、紅葉や花の香り、虫の鳴き声、

栗や秋刀魚をはじめとする食でも秋の気配を感じます。

肌だけでなく目やにおい、音、味など、人は秋の訪れを五感で感じます。

早速、秋の便りのニュースです。

東京都中央区の浜離宮恩賜庭園でキバナコスモスが見ごろを迎えてるとか

秋の味覚、クリの収穫が宮崎県内有数の産地、小林市須木地区で始まったとか、、

酷暑からの雷雨など気候が不安定ですが

いろいろ楽しみな秋はもうそこに!

ご自愛ください。(..)_

 

スーパーフード

ここ数年で一気に知名度が高まったスーパーフード!

栄養バランスに優れ、一般的な食品より栄養価が高いと商品として、年代や性別を問わず健康を気にする多くの方に浸透しています。

アサイー、チアシード、キヌアといった食材を、誰しも1度は名前だけでも耳にしたり、食べたりしたことがあるのではないでしょうか?

私たちにとって身近なスーパーフードの代表格が、香味野菜としておなじみのにんにく!

にんにくは古代エジプトの頃から積極的に食べられていたほど、人類は古くからその健康力を知っていたようです。

日本においては古事記や万葉集・源氏物語にも登場するほど、はるか昔には伝わっていたようです。

そんなにんにくのもつ大きな健康力の一つが、「アリイン」という栄養素。

アリインは体の中で分解されたり、刻んだり熱したりといった加工を行うことによって「アリシン」というものに変化し、様々な成分と結びつくことで、内からの気力や元気を生み出す素になるとの事。

アリインの他にも、にんにくにはカリウムやカルシウム、亜鉛や鉄といった、たくさんの栄養素が含まれているため、毎日の健康管理にもよさそうです。

季節の変わり目ににんにくを取り入れてみてはいかがでしょうか?